両親が作った新鮮な野菜が食卓に並ぶ生活が当たり前、と思っていた今までの生活。その両親も年齢的にぼちぼち農家を引退しようかと考えているという話を聞いた時に、何とも寂しく残念な気持ちになったことを思い出します。単純かもしれないけど、じゃあ、自分で作ろうと思い立ち、三十数年勤めた仕事をリタイヤし、新規就農した２０２０年４月。 西上州の山々に囲まれ、素晴らしい自然環境のもと、よしおか農園では地域の伝統野菜である下仁田ねぎ、知る人ぞ知る名産の新生姜、また新規就農と同時に温暖化を考え栽培を始めた青パパイヤが主な作物です。伝統を守りながらも、新たなことにもチャレンジし、何より生産者自らが自然の中で、農業を楽しみがら、消費者に新鮮な野菜を届けたい。そんな想いを大事にしていきたいと考えています。